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2017年6月26日 (月)

五臓六腑について・・・脾

③脾
脾は消化器官の働き全般を指しています。

(主な働き)
(1)消化・吸収・運搬
脾の重要な役割は、飲食物より得られる栄養物質を
消化・吸収し、それらをもとに気血を作り
全身へ運搬することです。

(2)血は血管内を漏れなく流れていくためには脾の統血作用
があるためです。

(3)内臓や組織の位置が一定した位置にあるのは
脾の昇提作用のおかげです。

(それぞれの働きが低下すると・・・)
(1)食欲不振・胃もたれ・下痢・軟便・むくみ
(2)不正出血、鼻血、稀発月経
(3)胃や子宮の下垂、めまい、下痢
など消化器官の不調だけでなく、内臓全般の働きの低下
血の統制が乱れてしまいます

脾の働きは、消化吸収・運搬・気血、統血、昇提ですが、
主に消化吸収へ負担をかけたり機能が低下すると
六淫と呼ばれる病邪の「湿邪」を発生させ、
病気を慢性化させてしまいます。

さらに、痰飲の発生とも深く関与しているため三焦を通じて
全身的な水(津液)の澱みや停滞を発生させてしまいます。

湿邪は、今の梅雨時期から暑さが和らぎ始める処暑までは
非常に発生しやすいため、冷たいものを多くとりすぎたり
変食傾向にならないよう注意しましょう。

漢方薬では、体内に発生した湿邪を追い払うものや
消化器官の低下した状態を補うもの、
下垂した内臓を持ち上げて働きを取り戻すものなど
症状に合わせた漢方薬が数多くあります。

いつもこの時期に体調を崩してしまう方、
普段から消化器官が弱い方は
漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。

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