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2017年1月 5日 (木)

中医学とは

中医学って何でしょう?

漢方とどう関係があるの、何が違うの?

漢方とは、中国伝統医学(東洋医学)のことを総称して使う言葉として一般的です。
それは、4世紀ごろに朝鮮半島より伝わり、
日本の風土や民族性などの影響から独自に発展しました。

漢方という言葉は日本発祥のため、
漢方は日本発といいますが、基礎哲学は中国から伝来したものです。

中医学は、漢方の基礎となる学問で
からだを自然界の一部と考え、病気の起こりは自然界との調和の乱れ
が原因と考え、(整体観)

病状の特徴、体質的変化や経過などを観察し
「弁証」と呼ばれる独特な診断を行い、

弁証に合った治療法・治療薬を選択する流れが中医学の特徴です。

西洋医学との違いは、
治療の方向性に大きく違いがあります。

例えば、高血圧症の場合、

西洋医学では、降圧剤と呼ばれる薬によって
血管を拡張したり、ホルモンを抑えたり、利尿を促進することで
血圧を調整して標準値を維持することを目標とします。

一方、漢方薬は
血圧が上がっている体質的原因を探り、
それを改善することを目標としています。

近年は中西統合医療といわれ、
対症療法として西洋薬を用い
体質改善として漢方薬を併用することが
多くなってきています。

西洋医学は、効果が優れていますので、
急性症状にはとても有効です。

しかし、慢性的な病気の場合、
病状を安定させることはできても
根本的な改善につながらない場合が多く
服用をやめると元に戻るのが特徴です。

漢方薬は、急性症状よりも
慢性症状の改善を得意としています。
それは、体質改善することによって
悪化を防いだり、繰り返す病状を改善に導くためです。

西洋医学と中医学の不足をお互いに補いあって
利点を生かした治療が「中西統合医療」です。

今年(平成29年)、漢方中医学について
ブログでご紹介してまいりますのでよろしくお願いいたします。

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