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2017年1月 8日 (日)

整体観について

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漢方中医学の大きな特徴は
大きく分けると
「整体観」と「弁証論治」の2つの考えに総括されます。

これらを基礎として、治療・養生とつながっていくのです。

「整体観」は、2つの側面があります。

①人体と自然環境との関係
人は、自然環境(地球環境・宇宙)の一部であり
気候の変動などの影響を受けます。
その変化に適応できるように
身体はできていますので、
気候の変動などで体調を崩す場合には
その変化に適応する力が弱くなってしまっているという考えです。

②人は一つの有機体
人の身体は、筋肉・骨・血管・内臓・脳・神経・血液や体液・ホルモン
等でからだを動かし維持し、それぞれは独自の機能
を持っていますが、互いに密接に関係しあい有機的に関連をもって
つながっていると考えています。
その為、病状が現れた時にはその部分だけの問題ではなく
関連している器官や組織などにも問題があるのではないか
と中医学では考えています。

整体観は、中医学によって診断や治療を行う際の基本となる考えです。



「弁証論治(べんしょうろんち)」とは

「弁証」とは中医学独特の診察方法である「四診」によって、
病状・体質・舌の状態などの情報を整理して、
病気の原因や性質をどのような「証(しょう)」であるかを判断することです。

「論治」とは弁証によって決定した診断に適した治療方針を立てることです。

「弁証」には様々な方法がありますが、
・八綱弁証
・臓腑弁証
・気血水弁証
・病邪弁証
に分けることができます。

次回は、気血水の働きと関係についてご紹介します。


余談ですが、宇宙についてお話します。
私たちが住んでいる「地球」があるのは「太陽系」
太陽系はもっと大きな銀河系宇宙に属しています。
この銀河系宇宙を別名「天の川銀河」と呼んでいます。
(銀河系の端から端までは10万光年あるそうです)

地球は太陽の周りを365日かけて一周することは皆さんご存知ですが、
その太陽が動いていることを知っていますか、
銀河系は渦を巻くように動いています。
その為、太陽系も移動し続けているのです。

その移動は1秒間に20キロメートル、1年間では約6億キロメートルも
動いているのです。
目指している方向は、こと座とヘルクレス座の間です。

1年間に6億キロメートルも動いているのに、
星座の形が変わらないのは、
それだけ宇宙が広大であるといえます。

しかし、確実に動いていますので、
10万年後には、北斗七星の形が違って見えるそうです。

余談が長くなりそうなので終わりにします。
ありがとうございました。

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